第5回ながの花と緑そして人を育てる講座「宿根草について」

8/10 樹木医 山本裕美先生の講座がありました。

今、公園で咲いている宿根草の紹介、夏の病害虫対策法を学びました🌻

蜂や蝶が好む「シルフィーム・モーリー」や風に揺れて華やかな「ガウラ(白蝶草)」、「ワイルドオーツ」などのグラス類など、様々な宿根草の特徴や手入れの仕方の紹介がありました。

株分けと挿し木の実演もありました。
「株分け」は、親株から根や茎を切り離し、新しい株を作って増やします。また、根詰まりをして酸欠状態になっている環境を整えて老化してしまった植物を若返らせる効果があります。

こちらの「シャガ」の葉と根をハサミで切り、根をやさしくほぐして分けます。

葉と根は、1対1になるように切ります。
根の切り口が大きいと、そこから菌が入りやすくなるので、ボンドや墨汁などの保護剤を塗ると傷みにくくなります。この苗はもともと斑入りだったので、株分けして元気になると斑入りに戻るそうです  😮
植物の回復力はすごいですね!

本日もたくさんの新しい学びがありました。ご受講ありがとうございました。