ながの花と緑そして人を育てる講座「バラの剪定・管理」

12月13日(水) ながの花と緑そして人を育てる講座第9回「バラの剪定・管理」が行われました。
講師の先生は中野市一本木公園植栽アドバイザー 荒井バラ園の荒井健悟先生です。


前半の座学ではバラの種類の説明や切り方などをお話していただきました!
バラは花のつき方や咲く時期、つる状に伸びるのか木立になるのかなど様々な品種があり
剪定方法や管理の仕方が変わってくるそうです。

花後の剪定は基本的に伸びて花が咲いた枝の半分程度切るそうです。つる性のバラで株が
小さい場合や枝を伸ばしたいときは3分の1程度でとどめておいた方が良いそうです。
また一季咲で実を楽しむバラは花柄を切らないように注意とのこと。

冬の剪定では12月ごろに軽めの剪定を行い、2~3月頃にしっかりと剪定するとのこと。
木立性のバラは古枝や枯れ枝を元から切り取り、株全体の高さの半分を限度に強剪定を行うそうです。
つる性のバラも花付きの悪くなってきた枝は思い切って根元から切り、シュートと呼ばれる新しくの伸びた枝は
翌年に花をつけるので枝先を剪定するだけにしておくそうです。


後半は荒井先生による剪定の実演を行っていただきました!
説明をしながらどんどんと剪定され、あっという間にすっきりとまとまった形になりました。
そんな先生の手際の良さに受講生の皆さんびっくりされていましたが、実際に剪定の過程を
見れるのは前半の座学と合わせてより理解が深まったかと思います。

最後は肥料のお話や冬の間の管理方法をお話していただき講座は終了しました。
受講生の方の中でもこれから育ててみたいという方やすでに育てているバラを改めてしっかり
管理していきたい!という方がいました。
毎年きれいなバラを楽しむためにも適切な管理を行っていけるとよいかと思います。