バラの剪定講習会

中野市一本木公園アドバイザー 荒井健悟先生をお迎えして、バラの剪定講習会を開催いたしました。
公園のバラ園を実習の場として実際に剪定する講習会。

前半は座学で、バラの剪定全般を学びました(*^^*)
「バラの剪定」と言っても種類によって違いがあるそうです。


正しい剪定をするのには、そのバラがどんな特性を持っているのか知ることから。
木立性・半つる性・つる性、と特性別に剪定方法を学びました。
特性が違うと季節ごと剪定の仕方も違う(*_*)

一年を通しておこなう軽めの剪定と強剪定の違い、そして、いかにシュートが大切なのかも勉強になりました。
これはバラならでは。とにかくシュートを大切にし樹形をつくる!
勢いありすぎて手に余るシュートの対処方法も大きな学び!!

後半、雪が降る寒い中、希望者の方はバラ園で実習。
剪定講習会を秋前の気候が良い時に!とご要望もいただきましたが、強剪定はこの時期にしかできないと今回の講座を受けて、納得です。寒い季節ですがお許しください。


学びの欠片…
落葉は植物のとても大切な性質。葉から吸収した養分は落葉してしっかり株に貯める。そのため12月頃までは軽めの剪定にし、落葉した1月後半からしっかり剪定する。それでも落葉しない場合(落葉しない品種は別)2月には葉を取ることにより病気・害虫の持ち越しを防ぐ。(葉は地面に残さず、きちんと回収することが大切)

実習では実際にバラを目の前にすると、座学で納得したことも見失う現実。
先生が解説しながら、どんどん切り進めていき、見違えるようにスッキリした株に。
受講生の皆さん同士、相談しながら剪定して、学びが定着。
きっとこの後、皆さんはご自身のバラ剪定かな?

「先生の説明が分かり易く、現場の解説が良かった」「どうしてその枝を切るのか、冬の剪定の大切さもよく分かった」「自己流の剪定との違いを学べた」など、受講生の皆さんからたくさんのご感想をいただきました。
寒い中のご参加、本当にありがとうございました。
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そして~✴️来年度の告知✴️
バラに特化した年間シリーズの講座を企画中です。

バラ園を実習の場に、植え方・施肥・農薬の作り方・剪定など一年を通して学べる講座🌹
もちろん、講師は荒井先生です。
詳細が決まりましたら、お知らせしますね~(*^^*)